the most beautiful starbucks in the world
エレクトーンのコンサートが明日に迫った今日は、
(珍しく)特にサークルやバイトの予定もない、のんびりとした一日。
とりあえず予約してた自動車学校に行って、
ぼろぼろになったスニーカーを買い替えるために、梅田に行った。
明日、赤いワンピースでコンサートに出るから、
そのための靴は、どうしても今日買わなければいけなかった。
用事のついででなく、本当に買い物だけのために一人で梅田に行ったのは、
一年半ここで生活してきて、初めてかもしれない。
お目当てのスニーカーを買って、
ついでに、ほしかった枕カバーと、ヘアアクセと、トレーと、お菓子のためのお皿と、ティーカップ、フォークまで買ってしまった。
思わぬ出費に、罪悪感が襲い掛かってくるけど、
買い物した後は、それに勝って、爽快感を感じる。
そういえば、大学生になってから、とにかく節約を第一に考えてきてたけど、
(梅田に買い物のためだけに行ったことがなかったのも、交通費が惜しかったから。)
この夏休みから、けっこう、それほど我慢せず、お金を使うようになった。
周りが、けっこうお金を惜しまずに使うので、
ほしいものを我慢して節約することに、
それほどの意味があるのだろう、と考えるようになっていた。
こういう、だんだんと考えが変わっていく私は、
きっと、他のことも、気づかぬうちに、周りに影響されているのだろう。
今は早速、買ってきたトレー、フォーク、お皿に、スーパーで買ったチーズケーキの、ほんの小さい一切れを乗せて、
それを食べながら、パソコンで、この日記を書いている。
できれば、日記と一緒に乗せる写真は、その日か、最近撮ったものが良いけれど、
この日記を始める前に撮った写真で、お気に入りのものもたくさんあるから、
今日はそのうちの一枚をあげよう。
この夏休み、地元富山で、母と行った環水公園のスタバの写真。
「世界一美しいスターバックス」と言われているところだ。
窓際の席からは、水門が見えて綺麗だけれど、「世界一美しいスタバ」というには、少し大げさな気がしてしまう。
実際、調べてみると、一度グッドデザイン賞をもらったのをきっかけに、そのような称号がついたらしい。
けれど、現在は、太宰府天満宮のスタバや、海外の他のスタバなど、
このスタバを超える、洗練されたデザインのスタバもあるのだとか。
けれど、何にしても、
どちらかといえば目立たないところである私の地元が、
このスタバがきっかけで、知名度があがったり、お客さんがたくさん来てくるのだと思うと、
ナイス、グッドデザイン賞をくれた人、と言いたくなる。
今回の帰省は、東京旅行と福井石川旅行にはさまれるかたちだったので、
6日ほどしか居れず、名残惜しかったのだけれど、
地元の友だち、何より家族と久しぶりに会えるというのは、
大阪での一人暮らしでは決して得られない、温かい安心感に包まれる。
インドア派の私は、大学生になってから少し活動的になって、
この6日間も、毎日外に出て、毎日写真を撮った。
去年の帰省は、写真もそんなに撮らなかったけれど、
今年の春ぐらいから、なぜか、遅めのホームシックに囚われるようになり、
とにかく、実家に帰りたくてたまらなくなっていた。
今年度からずっと、
6日間の帰省を、ほんとうに楽しみに生きてきたようなものだ。
多分、大阪に住んで、
富山にいたころには当たり前すぎて気づかなかった、
富山、というか、田舎、地方都市の良さ、実家暮らしの良さを、
一年半経って、ようやく実感したのだ。
足りない田舎パワー(?)を吸収しようとして、
当時はずっと当たり前の光景として見ていた、
大阪では撮れない写真を、たくさん撮った。
富山にいて、日本海に行きたい、なんて私から親に言ったのは、初めてだったのではないか。
あっという間の帰省が終わり、また大阪での大学生活が始まろうとしている。
今からもう、年末年始の帰省が楽しみだから、
それまで、大阪で、またのんびりと大学生でいよう。
summer vacation
写真は、つい一週間ほど前、東尋坊に行った時のもの。
夏休みにあった色んな予定も、そろそろ少なくなってくるころだ。
二か月ある休みも、終わりに近づいてきて、憂鬱になってくる。
あと残ってる予定と言ったら、サークルのコンサートと広島旅行くらいかな。
ありがたいことに、この夏休みも、予定が無くて寂しい、なんてことにはなっていないが、予定が詰まっているゆえの悩みもある。
やっぱり、この時期に忙しい二つのサークルを二つ掛け持ちするっていうのは、
やりづらいんだなあ。
どっちも11月が本番だから、10月の土日も、予定の調整がすごく難しい。
どちらかを優先して、どちらかは練習を休むっていうのは、中途半端な気がして、歯がゆい。
そういえば、去年の今頃は何をしていただろうと考えて、2週間中国に滞在していたのだと思い出した。
あれから、もう1年がたったのかと、今日気が付いて、驚く。
私が行ったのは、西安と上海。
元々は西安だけ滞在する予定だったのが、台風で帰国の飛行機が離陸できなくて、急遽、空港の手配で、上海のホテルに数日間いることになったのだ。
そして決まった、家族での弾丸上海旅行。
上の写真4枚は、全て上海で撮ったものだ。
西安、上海、どちらの都市も素晴らしくて、貴重な時間を過ごせた。
けれど、私にとっては、楽しいことばかりの二週間ではなかった。
中国滞在から一年経ったと気づいて感じたのは、驚きだけでなくて、自分への失望だった。
一年前、私の中国語は拙くて、ネイティブを前にして全く質の高いコミュニケーションがとれなかった。
文法もわからないし、そもそも語彙が少ない。簡単な日常会話ぐらいでお手上げだった。
それが悔しくて、日本に帰ったら、大学の勉強と並立して、独学で中国語を勉強しようと決めていたのだ。
けれど、帰国したら、毎日の忙しさ、また今度からやればいいや、という甘え、専門科目のキツさに、独学はほとんどしなかった。
一応、今はハロートークというアプリで中国人とチャットをしているけれど、勉強、といえるものではないだろう。
語学に関しては、私は、この一年間、ぜんぜん成長していない。
時間はさがせばいくらでもあるはずなのに、すべきことを後回しにしてしまう私の悪い癖には、ほんとうに自己嫌悪するしかない。
中国語の勉強は、またコツコツと再開しようと思う。
あわただしいサークル活動と、もうすぐ始まる、(多分)これまたキツい専門科目とも、両立していきたいな。