a trip abroad
夏休みも、本当にそろそろ終わり。
今日は、書道パフォーマンスの練習のあと、家庭教師のバイトへ。
このバイトを始めて、気づけばもう一年が経とうとしているけれど、
メリットデメリットはあれ、私にとっては本当に、良いバイトに巡り合えたと思う。
成績がなかなか上がらない生徒には、
本当に、もう、本当にねぇ、手を焼くこともあるけれど、
たわいもない話をして笑いあったり、今日みたいにお母さんがおやつを出してくれたり、
けっこうストレスなく、楽しくこなせる仕事ではないかな、と思う。
でも、一番気分が落ち込むのは、生徒の成績が伸びないとき。
テストの点数が悪くて、本人は開き直っていて、
どうすればいいんだろう…と悩むこともしばしば。
このバイトが好きなのは確かだから、続けていくつもり。
けれど、他のバイトと違って、誰かに指示もされない分、
自分一人で、責任をもって、生徒の勉強法など、いろいろ考えたり、
成績を伸ばすというノルマを背負っていかなければならない、というのは、
けっこう、このバイト独特の、厳しさみたいなものは感じる。
それも含めて、きっと、私の成長につながる、勉強になるんだろうな。
そういえば、最近、海外旅行の話をすることが増えた。
サークルでハワイに行く話は、前々から持ち上がっていたけれど、
いよいよ現実味を帯びてきた。
それと、台湾に行こう、とか、卒業旅行にヨーロッパとか、卒業前にもヨーロッパに行こうぜ、などなど。
旅行は大好き。こういう話をするとき、とてもワクワクして、考えるだけで楽しくなる。
社会人になったら、絶対そんな時間、たくさん取れないもんなあ。
これはいつも思っていることだけれど、多少お金がなくとも、
時間がある大学生のうちに、貴重な体験は、たくさんしておきたい。
そのうち、私にとって、旅行、とくに海外旅行が、大きなウェイトを占めている。
お金、お金はねぇ、がんばってバイトして貯めます。
さすがにヨーロッパに二回行くのは厳しいかもしれないけれど、
せめて、親に罪悪感を感じずに、自分の金で、現地で惜しみなく散財するような旅行をしたいのが、ひそかな夢。
もし、本当にヨーロッパに行けるのなら、中欧三都とブリュッセル、ベルン、
この5都市は本当に、生きてるうちに、できれば大学生のうちに行きたい。
最近、新しい空港のバイトに申し込んだけれど、果たして採用されるかどうか。
そんな小さな不安とともに、夏休みは明けて、また授業が再開する。
ほとんどが憂鬱、ほんの少しだけ、新しい授業への期待。
もうすぐ、私の好きな、寒くなってくるころ。
そう思うと、少しだけ、やる気も涌いてくる。